マンガで分かる心療内科・精神科in渋谷 第69回「うつになる3つの思考~過度の一般化」

マンガで分かる心療内科・精神科in渋谷

第69回「うつになる3つの思考~過度の一般化」

制 作…「マンガで分かる心療内科・精神科 制作委員会」

作画監督…ソウ  脚本・演出・人生がGAME OVER…Y


◆ 解説

さて今回は、認知のゆがみの一つ「過度の一般化」の話。いかがでしたでしょうか。

まとめますと、

○ うつになりやすい人ほど、「過度の一般化」という思考をしてしまう。

○ 「過度の一般化」とは「いつも」「みんな」「絶対」という思考。

○ その言い方をしないように気をつけるだけでも、気持ちは変わってくる。

という内容でした。

一つでも何かの失敗をしたときに、それをどんどん拡大解釈して、「いつもうまく行かない」「常にうまく行かない」と考えてしまいます。

実際、うつの患者さんは、こういう思考をしやすいものです。
そのため、認知行動療法と呼ばれる心理療法(当院でも行っております)では、この過度の一般化に気づかせてあげ、それを少しずつ修正していくことで、気持ちを少しずつ楽にしていきます。

さて、でもこの思考。
これ、一見不幸なことのように思えます。

しかし実は人は、「ラク」だから、この思考をしているのです。

「いつもうまく行かない」となれば、もうそれ以上、行動をしなくて済みます。
するとそれ以上キズつかず、またエネルギーを使うこともありません。

パッと見ネガティブで哀れなように思えますが、実はものすごく「したたか」なのです。

ですのであなた自身、「いつも」「みんな」「絶対」という思考をしていたら、気をつけましょう。

それを「何もしない」言い訳にしていませんか?

実際、どんな成功者だって、「たまたま一つはじめた仕事が、たまたまうまく行った」なんて人は、ほとんどいません。
どんなモテる人だって、百発百中でモテているわけではありません。
何度も失敗やフラれることを重ねたからこそ、今の成功があるのです。

大切なのは、いかに成功するかではなく、いかに早く失敗するか。

成功も失敗もしないまま、ダラダラ時間が過ぎていくことが、もっともいけないことです。

とにかく一分でも一秒でも早く、やるべき行動をしてみてくださいね。

(完)

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

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ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

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